元気雑穀・豆とりどり

浜このみさん考案の簡単レシピ

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意外に簡単、しかも時短!大地の恵みミネラル料理

 
 
生命力の強い「雑穀&豆」を食生活に取り入れて、元気な身体を作りましょう。
面倒な手間をはぶいた簡単で、しかも美味しい信州産「雑穀&豆」レシピをご紹介いたします。
 

クッキングコーディネーター

浜このみ 考案

信州の大自然の中で育った豊かな豆たち

鍋に使用する豆の分量の約6倍の水をいれ一晩浸し、充分に水を吸わせてから、浸した水ごと煮てください。


●豆の甘煮・・・・・砂糖は豆と同量をとかしこみ、中火で3~4時間。(黒豆・小豆・とら豆など)

※紫花豆は砂糖を入れる前に2回茹でこぼす

●豆の塩煮・・・・・アクを取りながら茹で時間を加減する。お好みの硬さに煮えてから味付けをする。(大豆は甘塩味/くらかけ豆は醤油味)
 

煮豆のなかで一番簡単なくらかけ豆(ひたし豆)

豆の重さの4~6倍の水に一晩つけて、豆に十分水を吸わせたら、塩をひとつまみ入れて火にかけ、アクを取りながら20分位茹でる。
固さを見ながらゆで時間を加減。
●おいしいつけ汁の作り方
ゆであがった「くらかけ豆」を、だし醤油を水で3倍に薄めたつけ汁に3時間浸す。ゆであがりをそのまま食べる場合は、醤油や削り節、またはぽん酢をかけて。マヨネーズ醤油で食べても美味しい。

お手軽安心の信州産雑穀を食卓に

おもな「雑穀」は、米と一緒に炊飯器で炊くのが一般的ですが、洗わず使える「元気雑穀」は、「雑穀ご飯」としてだけではなく、パスタやケーキ、お菓子にも独特な風味とモチモチ感を楽しめます!
●炊飯器を活用

(紫米+もちきび+もち麦+アマランサス)

    • 元気雑穀…全部で1カップ(※炊飯器で炊ける最少量)

    • 水…………1カップ(雑穀と同量)
    • 塩…………小さじ1弱

※おいしく炊くコツは30分ほど水につけて、雑穀に充分水分を吸わせてあげること。びっくりするほど柔らかく炊き上がります。
野菜と一緒に雑穀を混ぜて、オリーブオイル、えごま油、塩こしょう等で召し上がりください。
 
●電子レンジを活用

(アマランサス/粟(あわ)/もちきびなど)

    • 元気雑穀…大さじ1
    • 水…………大さじ2
    • ラップして500Wで3~5分

※電子レンジで簡単に炊けるから、料理の幅が広がります。

※お菓子つくりにも気軽に利用できますミネラルや食物繊維が豊富な雑穀を、日々の暮らしに取り入れましょう!!

信州産「アマランサス」

 

手軽に使える万能雑穀、アマランサスの魅力と食べ方。

 
●基本的な作り方
①鍋にアマランサス1合に水2合と塩をひとつまみ入れて10~15分茹でる。茹で汁の水分が少なくなったら、鍋の蓋をして蒸らす。水分がなくなったら火を止め、サラダ、リゾット、スープ、ヨーグルトにそのまま混ぜて召し上がれ。
②耐熱皿にアマランサスと分量の倍の水を加え、電子レンジで加熱して柔らかくする。(ラップをして500Wで約10分)パスタやうどんに。
③米2合に、大さじ2のアマランサスを入れ、普通の水加減で炊く「雑穀ご飯」。
 

アマランサスはヒユ科ヒユ属の植物の総称で、紀元前6世紀から栽培されている穀物。プチプチした食感で食べやすくビタミン類、ミネラル、白米の2倍のタンパク質、脂肪分6%等を含む、注目のスーパーフードです。グルテンを含んでいないのでグルテンフリー食としても人気です。

 
アマランサスは約1mmくらいの小さな粒、茶こしで洗うと楽です。炊いたアマランサスは醤油との相性が抜群!是非お試し下さい!
 
◎炊いたアマランサス保存方法
冷蔵庫で3日~4日程度。冷凍庫で3ヶ月くらい。

アマランサスと大根おろしの

フェイクたらこパスタ

アマランサスの粒々な食感が楽しめます。
「たらこスパゲティ」と間違えるほどおいしい。
昆布茶が味の決め手です。

材料(2人分)

アマランサス・・・・・・・・大さじ4
水・・・・・・・・・・・・・大さじ8
大根おろし・・・・・・・・・・ 100g
スパゲティ・・・・・・・・・・200g
(塩を入れてゆでておく)
オリーブ油・・・・・・・・・大さじ2
ゆで汁・・・・・・・・・・・大さじ4
昆布茶・・・・・・・・・・・・・4g
レモン汁、しょうゆ・・・・各大さじ1

作り方

1.アマランサスは分量の倍の水を加え、電子レンジで加熱し、柔らかくする。(ラップをして500Wで約10分)
2.フライパンにオリーブ油を入れ、ゆでたスパゲティと1のアマランサスを一緒にいためる。
3.昆布茶を振り入れ、レモン汁としょうゆで味を調える。
4.2を器に盛り3と大根おろしをかける。

※お好みでカイワレ大根やスプラウトDRY薬味ねぎを彩りに添える。

信州産「もち麦(キラリモチ)」

 

もち麦の食べ難さを改善!!
白く匂いの少ないキラリモチ

 
●基本的な作り方
①沸騰した湯にもち麦を入れて中火にし、途中かきまぜながら15~20分、好みの固さになるまで茹でる。火から下ろしザルにあけ、流水でぬめりがなくなるまで洗い水気を切って完成。スープやサラダにご使用ください。
②耐熱器にもち麦と分量の倍の水を加え、電子レンジで加熱して餅状にする。(ラップをして500Wで約7分)ケーキやお汁粉にご利用ください。
③米2合にもち麦1合の割合で、一緒に洗って水加減は3合で炊く「麦ご飯」。
 

『キラリモチ』 は他のもち麦と違い、うるち性大麦の1.5倍程度の β-グルカンが含まれています。またプロアントシアニジン(ポリフェノールの一種) が穀粒に蓄積しないため、炊飯後保温中に黒ずみません。(ant28遺伝子を持つ大麦の品質特性)白米のように白くておいしい、麦ご飯を楽しめます。

 
いつもの白米に混ぜて炊くだけの忙しい現代人にぴったりのおいしいスーパー食材です!
 
◎炊いたキラリモチの保存方法
冷蔵保存2~3日冷凍保存2~3週間

もち麦(キラリモチ)とバナナの

パウンドケーキ

焼きたてより冷めた方がもちもち食感を楽しめます。
DRY VAG+i と雑穀の簡単スープを添えてヘルシーな朝食に!!

材料(4人分)

もち麦(キラリモチ)・・・・・・50g
水・・・・・・・・・・・・・大さじ8
バナナ・・・・・・・・・・・・・1本
りんご・・・・・・・・・・・・1/4個
B

    • ホットケーキミックス・200g

    • えごま油・・・・・・大さじ2

    • 牛乳・・・・・・・・大さじ5

えごま油の代わりにオリーブ油でもOK。お好みでBに、茹でた粟(あわ)、胡桃、レーズンを入れても美味しい

作り方

1.もち麦をボウルに入れ、水を加えレンジ加熱する。(ラップをして500Wで約7分)軟らかい餅のようになったらOK。
2.バナナをフォークでつぶし、1と材料Bに混ぜ合わせ、パウンドケーキ型にながす。
3.スライスしたりんごをのせ180度に余熱したオーブンで約40~50分焼く。
4.竹串を刺して火の通った事を確認してから切り分ける

くらかけ豆(ひたし豆)の

ブルスケッタ

材料(2人分)

DRYしめじ・・・・・・・・・・・・・20g
オリーブ油・・・・・・・・・・・1カップ
にんにく・・・・・・・・・・・・・・1片
A

    • 鶏がらスープの素・・小さじ1

    • しょうゆ・・・・・大さじ1/2

    • 牛乳・・・・・・・・大さじ5

くらかけ豆・・・・・・・・・・・1カップ
(またはまめ道楽だし醤油味)
フランスパン・・・・・・・・・・・1本
パセリ・・・・・・・・・・・・・・適量

作り方

1.くらかけ豆は茹でておく。
まめ道楽(だし醤油味)ならそのまま袋をから出しておく。
2.フランスパンを1cm厚に切る。
3.湯戻ししたDRYしめじとにんにくをオリーブ油で炒め、火が通ったら湯戻し汁大さじ1に1とAを加え一煮立ちする。
4.3をフランスパンにのせ、彩りにパセリをかける。